作成日:2012/12/23
憲法学者 深瀬 忠一先生
20日(木)の夕刊 1面に「今日の話題」憲法のおかげ が掲載されており、
元北大 憲法学教授の深瀬 忠一先生のことが紹介されていました。
深瀬先生には文系の教養課程と、法学部に移ってから憲法Tの2回教えて
いただきました。
憲法U は中村先生 (当時助教授だったと思います)に教えて頂きました。
中村先生は、後に北大の学長になります。
さて、新聞の記事は、「今日の話題」憲法のおかげは第9条に関してのもの
です。
当時の北大の学生であった私は深瀬先生の影響を強く受けていました。
9条に関しても、深瀬先生の教えに浸透していました。
時が流れて多くの経験を積んだ今、国際情勢を見ると、パワーバランス、
パワーゲームで動いていると思います。
日本の回りも、日本の常識が通用しない国が多くあります。
例えば、北朝鮮、もし国の体制維持=世襲制、独裁体制を維持するために
必要であれば、核ミサイルを打ち込んでくることも将来あり得ます。
北朝鮮が、「日本の国の憲法の9条があるので、核ミサイルを日本に向けて
発射しない」との保証はないのです。
もしミサイルを発射するなら、盲目的に9条を信じる方に向けてどうぞ、と言い
たいところですが、そうはならないのです。