作成日:2015/02/15
北鎮記念館 我が先祖の歴史を見る
先日、護国神社の向い・自衛隊の敷地の一角にある北鎮記念館を見学
しました。
大変立派な施設で、旭川市及び上川管内の歴史、自衛隊・昔の軍隊の
歴史を知る上で大変参考になるところです。
受付と、解説してくれる係りの方がいて、展示資料の説明をしてくれます。
なんと、北海道・上川管内の歴史が詰まっています。
明治の屯田兵の話もありました。
我がひいお爺さんは明治37年、広島から屯田兵として当麻町に入植しま
した。
当時の家が展示されていますが、壁も板一枚で天井もあまりなく、寒さを
しのぐようなものでなく、大変寒い思いをした様子が分かります。
原野を開拓するのは、木・藪を切り倒し、根っこを掘り起し、桑で土を耕し、
畑をつくり、作物を作っても、ネズミ等の動物、バッタ等の昆虫、病害虫と
の戦、不作・飢えとの戦いの連続であったと思われます。
日露戦争の関係の資料もありました。当時、屯田兵を中心に兵隊に行って
戦い、厳しい戦場の中で亡くなった方が1万人くらいいたとのこと。
我がひいお爺さんも日露戦争に行きましたが、よく無事で帰ってこれたこと
改めて幸運であったことが分かったのです。
先の太平洋戦争では、父が出兵したのですが、父もやはり無事に帰ってこれ
たこと、改めて幸運であったと思うのです。
先人の苦労があって現在があることが、改めて思い知らされました。
感謝の念で、涙が出そうになります。
皆様も是非、北鎮記念館に行かれることをお勧めします。