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作成日:2016/03/14
ルーチンワークと考える仕事のついてのお話です



ルーチンワークと考える仕事のついてのお話です。

このテーマは以前お話した仕事の分類で、「重要かどうか」「急ぐかどうか」につ
いての話しと関連するお話です。

最近、ルーチンワークと言えば、ラグビーの五郎丸選手のポーズのような意味に
なって、本来の意味と少し違った使い方になっています。
本来のルーチンワークとは、定期的にやることが決まった作業や段取りのこと。
仕事で言えば、毎日のメールチェックや、営業に行く際のアポイントの電話から、
メール送信、説明資料の印刷などといったものがルーチンワークになります。
このような同じ手順で何も考えずにできる作業はなくてはならないものですが、特
別やる気が出るものでもありませんし、効率化が必要です。

それにルーチンワークが膨大なものになってくると、おもしろみのない毎日を送
ることになり、何のために仕事や生活をしているのかわからなくこともあります。
仕事や生活の時間を少しでも有効活用したいというのが誰もが思うことでしょう。
ルーチンワークは、効率化(より早く、より正確に)が重要になってきます。

一方、ルーチンワークとは対象的に「考える、創意工夫する」仕事があります。

部長、常務等の仕事を例にします。
立場が上になるほど、ルーチンワークが減って、考える仕事が増えます。例えば、
新しい市場開拓、新商品・サービスの開拓、社員の採用・育成・モチベーションアッ
プ、組織の活性化等です。ところが部長、常務の仕事を観察すると、忙しそうにして
いるが実際の仕事は、若い社員が簡単にできるような単純な集計等の仕事、意味もな
い外出(時間の無駄の訪問=本人は営業と考えている)等がよくあります。
つまり、毎日の仕事のほとんどがルーチンワークになっています。
本来の役割をはたしていないことになります。原因は会社によって違うでしょう
が、中小企業の主なものは次に2つと私は考えています。

1.部長・常務等が管理職としての能力が備わっていない。 →能力アップを図るか、
それができなければ、降格も考えられます。
2.社長が超ワンマンで、権限の委譲がなされていない。(新人も 部長・常務等も
権限があまりない …という意味で、同じランクの扱い)
…会社は皆で知恵を出し合っていかないと、競争に勝ち抜くには難しいと思われ
ます。超ワンマンだけでは、組織の活用がない状況です。

以上、普段の仕事を「ルーチンワークと考える仕事」に分け、社員それぞれにど
のような仕事をしてもらうかを再度、じっくり考えてみることを提案します。 

松田 隆 特定社会保険労務士・行政書士事務所
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