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作成日:2016/03/15
労働Gメンの話し



労働Gメンの話し

2月9日放送の「ガイアの夜明け」から、労働Gメンの話しです。

長時間労働や賃金未払いなどが問題となって、対応を迫られる企業が相次いでいます。
しかし同様の問題で、いくら指導を受けても改善しない企業もあります。この状況を撲滅しようと、国による“特別部隊”が動き始めました。
組織的に“長時間労働”を強いている疑いのある企業を内偵し取り締まる…ガイアのカメラは、その捜査を10ヵ月に渡って密着。誰もが知る大手企業の摘発までを追った。

2015年4月に厚生労働省で発足した「過重労働撲滅特別対策班」通称「かとく」。長時間労働が疑われる大手企業を対象に、全国にまたがる“大規模事案”を専門で取り締まり、悪質な場合は刑事事件として摘発する。その第一号案件として靴のAを書類送検。
残業代の未払いではなく長時間労働そのものを罪に問う、画期的な事案でした。
次に秘密裏に捜査を始めたのが、日本最大級のディスカウントチェーン。これまで全国各地の労働基準監督署から40回以上も是正勧告を受けながら、全社的な改善が見られないため着手。監督官たちは、「店舗の内偵」「本社や関連会社の家宅捜索」「押収品の分析」などを駆使し、実態を暴きました。
(出勤簿等のデータを関東ではなく、札幌支店に集約する …という悪質ぶりでした。
社長が逮捕されても不思議でない会社と思われましたが、…取材で社長は「知らなかった」 とのこと、知らないで社長が勤まるのか? とも思います。)

またある有名企業の現役社員が、未払い残業代や労働環境の改善を求め、会社側を相手に交渉し続ける姿を取材。この場合の支援組織は、合同労組です。テレビ、新聞等のマスコミでは、合同労組は正義の味方、弱い者の味方となっています。
…そうでない、合同労組も多いと思うのですが …
日本各地で元従業員40人以上から集団訴訟を起こされている、全国チェーンの引っ越しサービス会社があります。中でもAさん(34)は、現役社員として働きながら会社と闘っています。「月300時間を超える長時間労働」に「残業代の未払い」。さらに、車両事故の高額な弁償金を社員個人に負わせる「弁償金制度」に対し訴えています。

そもそも、社員を雇ったら、労基法等:労働関係の法律の適用を受けます。知らないでは済みません。
「労基法を守っていたら、会社経営は成り立たない」という社長がいます。しかし、このような社長に、社員を雇う資格はありません。
労基署は、悪質であったり、緊急の必要性がある場合は強制捜査、逮捕権があります。指導、是正を受けた場合は真摯に対応しなければいけません。
私の仕事は、日々、この労基署相手の仕事でもあります。ゆえに、私も誠実に対応しています。

松田 隆 特定社会保険労務士・行政書士事務所
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