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作成日:2020/06/28
今日の道新1面掲載 精神疾患で労災 最多 19年度 申請2060件 認定509件



今日の道新1面掲載 精神疾患で労災 最多 19年度 申請2060件 認定509件
現在、お蔭様で毎日が超多忙の中、7月以降に「働き方改革 …その後」の講演会で講師を依頼されています。いつも、「どのような話をすると経営者の心に届く話ができるか」を考えています。今日の道新は、まさに講演での話すネタになる記事です。

これは、「労働時間管理」これとの関係で「時間外協定=36協定とも言います」が関係してきます。
今の時期、社会保険労務士は「労働保険の年度更新」「社会保険の算定基礎」で忙しいのですが、いまだに税理士事務所(会計事務所)が不正に手続きをしているようです。

よく言うのが、「毎月の顧問料はもらっているが、これらの手続きでは報酬をもらっていない」。そんな詭弁を言ってはいけません。その顧問料をもらっている中での手続きがいけないのです。あなた方は、無料であってもこれらの手続きをしてはいけません。

考えられる原因は
1.一番の原因はもちろん、税理士のモラルの低さ
2.古い社会保険労務士は従来、単純な業務しかしておらず、税理士もかってにできると考える
→私は、若い社会保険労務士のお手本の仕事ができるように、レベルの高い仕事ができるよう必死で頑張っているつもりです。
3.お客さんも、労働保険、社会保険の重要性、難しさを理解していない
→単純に何牧かの書類を作れば良いと思っている。何か不備があった場合試しに、労基署とかハローワークで、「税理士が作ったのですが」と言ってみましょう。きっと、バカにされます。

「時間外協定」に関し若い社会保険労務士が報酬を5万円受け取った事例で、古い社会保険労務士が苦言を言ったそうです。「時間外協定」は何枚かの書式を書くだけだから、せいぜい1万円程度にしなさい。」これが、古いタイプのアホな先輩です。

これからの優秀な社会保険労務士がやるべき業務は
・労働時間の適正な把握
・時間外労働の実態と原因、全体のバラつき(特定な個人に集中していないか?)
・業務の改善をどうするか、生産性を上げて時間外労働を減らす方策は
・従業員の代表を適切に選出すには
・最終的にどのような「時間外協定」が妥当か

これらのことを実態を調査し、会社が真に改善できるのであれば、業務の難易度、手間、法的知識、会社の納得性(その報酬でも安いくらいだと心から思える)等で、「時間外協定作成」で100万円の報酬もあり得ると思います。

意欲と能力があり、日々勉強・努力をしている社会保険労務士の皆さん、一緒に、真に会社の発展、改善に結びつく、高度なコンサルもできる優秀な社会保険労務士を目指しましょう。

写真は今日の道新の記事と、ここ11年間の精神疾患と脳・心臓疾患の労災申請の推移です。精神疾患の労災申請の方が、急激に伸びています。
道新

労災申請
主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、上富良野町、
中富良野町、深川市、滝川市、砂川市、岩見沢市、赤平市、芦別市、
奈井江町、留萌市、紋別市、東川町、東神楽町、和寒町、剣淵町、下川町、
美深町、及びその周辺地域) 

主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
お問合せ
(株)北海道ヒューマン・パワーズ
〒070-8016
北海道旭川市神居6条3丁目2-12
TEL:0166-61-4247
FAX:0166-61-4300

特定社会保険労務士・行政書士
事務所:名寄市西4条南3丁目
TEL:01654-9-2777
FAX:01654-9-2780

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