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作成日:2021/08/21
「労使トラブル」の解決には、是非労働委員会活用を!!



「労使トラブル」の解決には、是非労働委員会活用を!!

「労使トラブル」の解決には、専門機関への電話による問合せ、窓口に行っての相談と色々あるかと思います。

場合によっては何も解決にならない制度もあるかと思います。一方、本裁判等、時間と費用を掛けた、深刻な争いもあるかと思います。

そんな中で、お勧めなのが「北海道労働委員会」を利用しての解決です。事務局は、道庁別館(札幌市中央区北3条西7丁目)10階にあります。電話は 011-251-6309 です。

利用は無料です。大変優秀な事務局員が「労使トラブル」の内容、当事者の主張の相違点等を親切に確認します。場合によっては、札幌から旭川含め道北に来て親切に対応してくれます。基本的に、わざわざ札幌に行かなくてもかまいません。

「労使トラブル」対応機関の職員は色々いるかと思いますが、道庁の「北海道労働委員会」の事務局の方は、多分一番優秀で親切だと思います。

よくある相談が、労働者側からは「時間外手当が支払われていない」「賃金を一方的にカットされた」「有給休暇を取らせてくれない」「突然会社から解雇された」等です。
一方、会社側から「配転命令を出しても理由なく拒否される」「正当な理由があって賃金を下げたい」等です。

労働審判、裁判は労使双方で証拠を出し合って戦うことです。労働委員会は逆に、一致点を確かめながら、歩み寄り和解を目指すものです。和解になるケースも結構あります。

今週は月曜日と金曜日が労働委員会でした。月曜日は札幌以外の都市での開催で、2回目の個別あっせんでした。なんとか和解になりました。

昨日の金曜日は、札幌で総会でした。この日はいつも総会の後、各委員持ち回りの短い「講演」=三者懇談会と言います がありました。

今回は、北大准教授の池田先生(公益委員)のお話でした。タイトルは、「不当労働行為における使用者」で、非常に専門的で難しいお話でした。

池田先生は次の通りの経歴です。
池田 悠(ひさし)現在:北大 大学院法学研究科 准教授、前:東京大学 大学院法学政治学研究科 助教

先生とは一緒に事件を担当することもあるのですが、謙虚で誠実な先生です。今後、北海道はもとより、日本を代表する「労働関係の法学者」になるものと期待しています。

昨年からしょうもないコロナ禍で、事件が終わっての反省会がなくなり、親しくお話ができないのが非常に残念です。コロナ禍は、人と人との結びつきを大幅に制限しています。
写真は、「北海道労働委員会」PRのパンフレットと、池田・北大法学部准教授の講演資料です。
労働委員会PR
池田先生
主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、
留萌市、紋別市、北見市及びその周辺地域) 

主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
建設業等許可・経営審査、記帳会計
取次申請(出入国管理手続き)
会社設立(ご希望の会社設立のお手伝いをします)


お問合せ
(株)北海道ヒューマン・パワーズ
〒070-8016
北海道旭川市神居6条3丁目2-12
TEL:0166-61-4247
FAX:0166-61-4300

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