作成日:2022/11/03
社会保険労務士 富良野市・滝川市・砂川市・北見市 「働きがいのある人生」100の法則から 第7 偶然の法則…
今、定期的に読んでいる本で、非常に参考になる本です。職員にも配って、皆で参考にしたいと思っています。
思い通りにならないのは、社会が悪い、会社が悪い、お客さんが(その他)が悪い と考える このタイプの方は多いのですが(社員はもとより、経営者も)、何か思い通りにならない場合、他人のせいにする、できない言い訳ばかりを言う
このように逃げるばかりでは、成長も成功もありません。まずは「自分のこととして、何をしなければならないかを考え、即行動する」ことが重要です。「働きがいのある人生」100の法則から 第7「偶然の法則」素晴らしい名言です。
この本の表紙を見て何かピンと来た方は、労働問題に関し関心がある、ないし造詣が深い方だと思います。イソップ寓話の「3人のレンガ職人」の話しです。
中世のとあるヨーロッパの町。旅人がある町を歩いていると、汗をたらたらと流しながら、重たいレンガを運んでは積み、運んでは積みを繰り返している3人のレンガ職人に出会いました。
そこで旅人は「何をしているのですか?」と尋ねました。すると、その3人のレンガ職人は次のように答えました。
1人目は、「そんなこと見ればわかるだろう。親方の命令で“レンガ”を積んでいるんだよ。暑くて大変だからもういい加減こりごりだよ」と答えました。
2人目は、「レンガを積んで“壁”を作っているんだ。この仕事は大変だけど、金(カネ)が良いからやっているのさ」と。
3人目は、「レンガを積んで、後世に残る“大聖堂”を造っているんだ。こんな仕事に就けてとても光栄だよ」と。
3人のレンガ職人は、それぞれ「レンガを積んでいる」という仕事は同じです。
仕事の内容や役割が同じなので、賃金もほとんど変わりません。しかし、“動機”がまったく違います。働く意識、目的意識が全く違うのです。
1人目は、希望・夢・志などの使命感はまったくありません。ただ言われたからやる。言われなければやらない。ただ“レンガ”しか見ていません。作業としての仕事、労役としか感じていません。
2人目は“お金を稼ぐため”に否応なしに働いている。壁”しか見えていません。「もっとお金になる仕事はないか」と頭の中はそれしかないでしょう。
3人目は、「後世に残る歴史的事業に参加して町中の人を笑顔にするため」という志を抱き、明確な目的意識を持って働いています。100年以上先に完成する“大聖堂”建設のため、仕事を“使命”と感じています。
それでは、質問です!もしあなたが家を建てるとしたら、3人のうち誰に頼みたいですか? そうですよね。3人目の職人に依頼をしたいのは、みんな同じでしょう!
さて、3人の10年後です。
1人目は、10年前と同じように文句をいいながらレンガを積んでいました。
2人目は、レンガ積よりお金の良い仕事に就きましたが、危険を伴う教会の屋根の上で仕事をしていました。
3人目は、建築現場の施工管理者として施工を任されるようになり、のちに出来上がった大聖堂には彼の名前が付けられたということです。
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