作成日:2020/05/19
北大が大変なことに
先週の11日(月)の道新の13面に、「北大への扉 道内勢に年々狭く」とのタイトルで出ていました。
道内勢は今春は33%、関東勢が増加して26%になったとのことです。北大が東大、京大受験者の併願校になりつつあるとのことです。難化が進んでいるようです。
私が入学した当時は、道内と道外が半々でした。
人気の一つに、入学してから学部を選べる「総合入式」があるからでは、とあります。
私も、総合入式に大賛成です。私事ですが、私は高校は旭川西高だったのですが、得意科目は化学と英語で、調子よい時は模擬試験で全道10番以内に入りました。大学は第一志望が北大で、大学受験は北大一校だけでした。
当時、医学部以外全ての学部が合格圏内でした。
私は北大に進んで、得意の英語を勉強しようと思っていました。田舎者の私には、色々な学部がどのような勉強をするのか、全く分かりませんでした。
当時、教養課程は1年半あり、その後各学部に進みます。理系もそうで、農学部他、獣医学部、薬学部も4年制で、理系の教養課程から分かれる制度でした。
当時の教養課程は、各学部(法学部、経済学部、文学部、教育学部)のPR合戦の様な部分もありました。
最も興味がわいたのは、法学部の講義でした。深瀬忠一先生の憲法学、米倉明先生(その後、30代くらいで東大法学部の教授になりました)の民法学です。大変、興味を引く、素晴らしい講義でした。
よって、学部進学の第一希望は法学部でした。
第2希望が、文学部日本史学科(アイヌの研究に興味がありました)。第3希望は文学部ロシア語学科(商社に進む予定)。他に関心があったのは、経済学部、文学部心理学科(行動心理学でマーケティング関係に進む卒業生も多いようです。)
道内の優秀な学生が、是非がんばって北大に進学し、また道内、道外が半々になってほしいと思います。
私の子供4人の内、男の子3人は全て西高卒です。だれか北大に進んでほしかったのですが、だれも進みませんでした。
(子供達が西高在校の時、私は旭川西高のPTA会長で、何とかのびきったゴムのようにたるんだ西高の改革をしたかったのですが、時間が足りませんでした)
