作成日:2020/07/25
銀行店舗が次々閉鎖
先日、用事があって「北陸銀行」に行くことになりました。国道40線通りの北星地区に支店があったと思い電話すると、なんと旭川には市内3条9丁目の1店舗しかないとのこと。昔、中心部に2店、北星地区と永山地区の計4店舗があったと記憶しています。木材関係の会社が特に取引先が多かったと思います。旭川支店に行ったのですが、旭川に1店舗しかないのに、全然混んでいませんでした。
旭川は、金融機関の店舗が大幅に減少していると思います。
例えば、旭川商工信組が破綻し、多くの店舗がなくなりました。例えば、私の自宅から歩いてでも行けた神居支店がなくなり、市内3条2丁目角の店舗もなくなりました(今もビルの一角で閉鎖のままです)。今でも困っている事業主がいると思います。
札幌銀行がなくなり北洋銀行に吸収されました(昔、北海道相互銀行と言うのもありました)。拓銀も破綻し、北洋銀行に吸収されました。
名寄信金と士別信金が合併し何店舗か閉鎖、富良野信金が旭川信金に吸収され何店舗かなくなったと思います。紋別信金が北見信金に吸収され、何店舗かなくなったと思います。他にもなくなった店舗があるかと思います。
旭川の人口、経済がどんどん萎(しぼ)んでいるのも原因です。
今、金融機関の役割がよく分からなくなってきていて、存在意義が少し弱くなっているような気がします。
テレビで銀行の宣伝と言えば、カードローンのPRです(有名タレントを使ったコマーシャルです)。金利が10%とか15%とかで、今時(いまどき)そのような高金利で借り入れは、問題があると思うのですが。
実質、昔のサラ金と同じです。銀行は保証付きで融資が出来てリスクがなく、大事な収益源なのでしょうが、この問題のあるカードローンが最大のアピールポイントだとしたら、寂しい限りです。(これが銀行のアピールポイントだとしたら、就職を希望する学生はいません。)
他に、「投資信託」も扱っていますが、高齢者に元本割れの商品を勧めるのはいかがなものか思います。また最近、金融機関が力を入れているのがフィービジネス(手数料収入)で、例えば損保等です。販売した後、実際に事故等があった場合に、はたして確実にフォローできるのでしょうか?
これらの一番の原因は、ゼロ金利(マイナス金利か)で、金融機関の収益性が大幅に減少していることです。ネット、コンビニできることも増えました。
金融機関の置かれている環境、経営は非常に難しくなっています。メガバンクも大幅な人員削減、店舗の閉鎖を計画しています。(メガバンク経営陣の皆さん、もっと知恵を絞った何か根本的な対策はないんですか?)
是非、金融機関が知恵と努力で今後も、今後も世の中になくてはならないものとして発展してほしいと願います。
写真は、旭川で唯一の「北陸銀行旭川支店」です。

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美深町、及びその周辺地域)
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