作成日:2021/06/12
11日(金)・昨日は、苦手な採用面接 他社の採用を失敗した場合のトラブルの例・あれこれ
11日(金)・昨日は、苦手な採用面接 他社の採用を失敗した場合のトラブルの例・あれこれ
お蔭様で、事務員1名(増員)採用に対し順調に応募が来て、書類選考を経て、何人か面接することになり、昨日何人か実施しました。
他の会社の面接であれば、マニュアルに基づき淡々と面接できるのでしょうが、自分の事務所の面接となれば、非常に難しいです。実際、一番深く関わるスタッフNさんと、事前・事後に協議をしていますが、本当に難しいです。
なにより、面接をすると情が移り、「できれば雇ってあげたい」と思ってしまいます。
来週も面接があります。二十歳代の実質新卒の様な方から、40歳代のベテランまで、採用後の教育、成長がどの程度見込めるか? 色々なことを考えながら、決定したいと思います。多くの応募があるだけ、ある面では贅沢な悩みとも言えます。
一方、当事務所は労使トラブル防止、実際にトラブルになった場合の対応をしています。現在多くの事案がある中で、深刻にトラブルになっている事例です。
社員数がそれほど多くない会社で2名が訴えてきている事案です。
色々な訴えの中で、「時間外労働を払え」というのがあります。しかし、仕事中にネットで頻繁に会社・経営者の悪口を書いていること、文面で会社名が特定されること等が判明しました。勤務態度も不良の社員でした。
答弁書、主張準備書面で、いかに債務不履行(不就労時間)が多くあったか等を明らかにしています。この問題(仕事中にネットで頻繁に会社・経営者の悪口を書いていること)でも、支援する労働団体は悪いことをしていたとの認識は全くありません。
さらに訴えの中に、「パワハラ・セクハラがあった。労災だ」とのことで、労基署に訴え、先週は社長等3名が事情聴取を受けました。一人半日、数回の予定だそうです。
事前に詳細の報告を提出済みです。社長との打合せで、誠意をもって有るがままを話すことにしています。
但し、社員2名は作り話・虚偽の申告が多く、(そもそも、頻繁に会社・経営者の悪口を書くくらいですから、不満を探しに会社に来ていた思われるくらいです)、逆に訴えたいくらいですが、このような方がを相手にするのは時間とお金の無駄です。
大事なのは、このような労使トラブルが再発しないように、会社のルール=就業規則を整備し、社員教育を進めることです。
今回の件、調停員が言ったそうです。「社長、採用の段階でしっかり人を見ないといけませんね」 その通りです。しかし、面接で見抜くのも至難の業です。
写真は、ハローワーク名寄で出している事務所の採用内容です。

主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、
留萌市、紋別市、北見市及びその周辺地域)
主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
建設業等許可・経営審査、記帳会計
取次申請(出入国管理手続き)
会社設立(ご希望の会社設立のお手伝いをします)