作成日:2022/01/18
旭川信金での最後の勤務 総合企画部 ナレッジマネジメント他
私は大学卒業後26年間、旭川信金に勤務し、2003年3月に退職・翌月の4月に49歳で脱サラ=独立開業しました。26年勤務の内、最後の11年間の勤務が特に今の私がある、きっかけになりました。
まず38歳の時、4年間、出向で北海道でただ一つ「旭川」が指定された頭脳立地構想推進の活ョ川産業高度化センターに4年間勤務しました。
国、道、旭川市、商工会議所の方々と一緒に仕事をする、貴重な体験をさせて頂きました。この時の経験を基にまとめたのが、「メディアあさひかわ2020.9月号」の5ページもの特集「ポストコロナの旭川のまちづくり あらためて問われる各界関係者の知恵」です。
次に42歳の時に旭川信金に戻り、4年間人事部に配属になりました。職員400名の研修(人材開発)担当でした。これは今の業務そのものですが、さらにこの時の色々な方との出会いで、社会保険労務士・行政書士の仕事に関心を持ちました。
最後に、46歳の時から3年間総合企画部勤務でした。総合企画部での私の担当業務は
1.社内ランの責任者=通達等の管理、営業店等のネットの不具合への対応
2.職員(約400人)の職務分掌作成、管理
3.景況リポート作成
4.長期・短期経営計画作成の補助
5.ナレッジマネジメントの構築
3の「景況リポート作成」は、今でも経済に関する本を沢山読み、テレビでみるのは経済関係の番組中心ですし、経営者の方に経済の話しをするのもこの時の経験からです。
2の「社内ランの責任者=通達等の管理、営業店等のネットの不具合への対応」、
4の「長期・短期経営計画作成」では、情報の共有の問題がメインです。会社の経営計画、経営理念の確立、社員全員での情報の共有等、どの会社にとっても最も重要なテーマです。
2の「職員(約400人)の職務分掌作成、管理」も、今の業務そのものです。給与を頂きながら、非常に貴重で重要な勉強・経験をさせて頂きました。
最後に、5の「ナレッジマネジメントの構築」は難しすぎて未完に終わりました。
「ナレッジマネジメントの構築」は、膨大なテーマです。各人の持っている経験、知識をマニュアル化して、その方が辞めたり、配置換えで担当が変わっても、スムーズにバトンタッチできる仕組みをつくることです。
一人の方だけ、長く同じ仕事を担当するのではなく、違う人もその仕事ができる仕組みも重要です。忙しい時に助け合う、有給休暇を取りやすくする 等会社にとって有効なことが沢山あります。
よくある例が、経理担当等の古い社員が、若い社員が入社しても業務を教えないでいじわるし、せっかく採用しても、すぐに辞めてしまうケースです。「ナレッジマネジメント」を推進すれば、このような困った例もなくなります。
また、困った事例、顧客のとのトラブル・クレーム等も、事例の内容、対策等をまとめてマニュアル化すれば、同様の問題解決の「会社の知恵」になります。
このように、「ナレッジマネジメント」は非常に重要なテーマです。写真は、昔担当した特に読んだ本の一部です。「よくわかる ナレッジマネジメント」と「ナレッジ・イネーブリング」です。


留萌市、紋別市、北見市及びその周辺地域)
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