作成日:2022/02/13
将来、どこの檀家になろうか? 我が家の墓はどうする?
我が家は、浄土真宗大谷派東本願寺(いわゆるお東)です。
実家はわりと熱心な門徒で、私が小さい頃(小学校に入学する前)に祖母が、よくお寺参りに連れていってくれました。
小さい頃の記憶なのでおぼろげなものですが、お寺に多くの方が集まり、まぜご飯をご馳走になったり、お賽銭を入れる籠のようなものが回ってきたり、とにかくお寺が日常の生活の中にありました。
私が結婚するにあたって、両親は私に小さな仏壇をくれました。ミカン箱の様な、小さな仏壇です。
今でもほぼ毎日、お参りしてますし、たまにはお経(正信偈)をあげることもあります。
教祖の親鸞聖人の本は沢山あり
平生業成(へいぜいごうじょう)「生きている平生に、往生の業事が、完成する)」という意味の浄土真宗の言葉です。 「念仏を称えたら死んだら極楽へゆける」と誤解されていますが、平生業成からもわかるように生きている今、救われるということであす。
「弥陀の誓願不思議に助けられまいらせて往生をば遂ぐるなり」と信じて「念仏申さん」と思いたつ心のおこるとき、すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり。(歎異抄一章)等、いつも信心しています。
以前、旭川のお寺で、お寺の移転にあたり本堂とか自宅等、数億(5億くらいだったと記憶しています)のお金が掛かり、檀家が多額の寄付を負担することになった …とのことで、地元月刊誌で大きく掲載されました。
最近は葬式で僧侶がお経をあげたあと、説教もせずにそのまま帰るケースも多々あります。テープでお経をあげるのと、たいして変わらないとも思います。
檀家がお寺に集まることもなく、「お寺は葬式をあげるだけ」というケースも多いと感じます。葬式も家族葬が増加し、費用を掛けずに簡素化しています。
葬式仏教では、お寺はますます先細りすると思います。参考になるのは、お西ですが「築地本願寺」の取組です。普段から、多くに方が集まる工夫をされています。
さて、どこの檀家になろうか? 我が家の墓はどうする?今から、じっくり決めたいと思います。なかなか難しい問題です。
写真は、我が家の小さな仏壇です。仏壇の中に、父(右側)と母(左側)の
写真があります。もう一枚は最近買った、子供達にあげるための浄土真宗の本(歎異抄とか真宗の基本書)です。

