作成日:2022/03/19
名寄市 王子マテリア撤退 地域経済にとって大きな打撃 なんとかしなければ
最近のデータ:名寄市内の工業は製造品出荷額約186億円のうち約149億円がパルプ・紙・紙加工品によるもので、王子マテリア関連が市内の2次産業の約8割を占めていました。
それが昨年末、操業を停止しました。地域経済にとって大きな打撃 なんとかしなければ
この会社の名寄での歴史は
包装および輸送合理化のために段ボールの果たす役割の将来性に着目し、広葉樹パルプを主原料とする中芯の専抄工場として、1960年種々の立地条件に恵まれた名寄市に建設されました。
以来、設備の増設更新等合理化、生産性の向上を図り、製品の安定供給に努め、環境保全のために万全を期し、地球にやさしい紙製品の開発をはかってきました。
工場の敷地面積は約22万平方メートル(約6.7万坪)で、旭川から名寄に行く場合、徳田にあって、名寄の入り口・顔になります。
工場の敷地は、化学物質が含まれていることが予想され、土壌改良には莫大なお金が掛かると思われます。
今、王子マテリア工場跡地でバイオマス発電 等の構想があがっているようです。
木質バイオマス発電とは
=人工林を管理する際、木が密集し過ぎないよう伐採することが必要です。そのときに出てしまう廃材を有効的に活用し、燃やして発電させる方法となります。
発電時に二酸化炭素を排出しますが、木が成長する過程で二酸化炭素を吸収したものなので、大気中の二酸化炭素の量は変化しないという『カーボンニュートラル』に当てはまり、地球環境にやさしい発電方法とされています。
加藤市長もここ数年、「王子マテリア撤退」問題でずいぶんと、頭を悩ませてこられたと思います。民間企業の都合での撤退ですから。今後も、この問題の解決に向けて、ご苦労があり大変かと思いますが、よろしくお願いします。
この問題、加藤名寄市市長だけでなく、市の職員、議会の議員、商工会議所、地元企業等、皆の知恵と行動で乗り切るしかありません。
写真は、昨日18日(金)に撮った、名寄市 王子マテリアの様子です。

主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、
留萌市、紋別市、北見市及びその周辺地域)
主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
建設業等許可・経営審査、記帳会計
取次申請(出入国管理手続き)
会社設立(ご希望の会社設立のお手伝いをします)