作成日:2023/05/09
仕事にの関する幸福度 経済紙 プレジデント 2023.3.31号から
私は、色々なコンサル、アドバイザーを仰せつかっていますが、その一つに「70歳雇用推進プランナー」があります。全道には27名のプランナーがいます。
この分野は、60歳、65歳以降の雇用推進に関し、会社の経営者にヒアリングし、沢山の関連する資料を使ってアドバイスします。
重要なのは、会社も人手不足を解消し、高齢者に活躍してもらうこと、一方、高齢者もその経験、能力を活かして会社に貢献し、仕事を通じての満足度を高めることです。
さて、一般的に高齢者になると年収も下がり、期待される役割も低くなって、仕事に対する満足度、やりがいが下がると考えられます。
ところが、幸福度 経済紙 プレジデント 2023.3.31号から
今回のタイトルは、「定年前後のお金・孤独・健康 ◎人生好転3台法則 9割は準備不足で後悔! 定年の新常識」を読んで、なるほどなー と驚いています。
24・25ページ 幸福度は、50代で底を打ってV字回復する です。
リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル」・2019年 調査から
・年齢別の幸福である人の割合 50歳代就業者が38.2%で底、その後、上昇に転じ、70歳で54.9%と最高値
・仕事に満足している人の割合 50歳で35.9%と最低、70歳で60%と最高
・年齢別ワークエンゲージメントのうち 熱心に仕事に取り組んでいた 50歳で44.3%と最低、70歳で73.3%と最高
・仕事に関する価値観でも同じ傾向です
予想に反する、驚きの結果です。
原因は色々あるでしょうが
50歳代になると、定年が迫り、これからの職業人生において何を目標にすべきか迷い、自分の能力の限界を感じ、期待される役割もだんだん小さくなると感じます

一方、65歳、70歳になると、若い頃の目標だった「高い収入と栄誉」から解放され、出世競争からも解放されます。仕事そのものに価値観を感じられるようになります。
普段にアドバイザー活動で、素直でない役員には、「高齢者で働くには、将来の生活、年金が不安だから、仕方なく働いている」と言う人もいますが、とんでもない勘違いです。高齢化、悪いことばかりではないようです。写真はプレジデント 2023.3.31号:24・25ページの様子です

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