作成日:2023/06/21
過重労働に基づく死亡 労災を申請中 ○○労基署長事件になるか
去年の今頃、長時間労働が原因と思われる死亡事故がありました。当初、警察の調べがあり、死亡原因の調査がありました。
死亡した方の奥さん、奥さんの兄弟から相談を受けました。労災の可能性が高いと思われ、色々、資料・証拠を集めました。
肝心の会社は、「我関せず」の構え。亡くなった方は、小さところの所長。休みがあまり取れてなく、かなりの長時間労働をしていたと思われます。
残された奥さんの今後の生活、亡くなったご主人の死亡を「無駄死に」とするわけにいかず、労災申請をしました。
この会社、人事・労務管理の大きな問題があり、社員を全く大事にしない会社。労働基準法、安全衛生法もほとんど無視。許せません。
労災の申請をして約8ヵ月、労基署の署長、担当者も代わり、何度か進捗状況の確認に行ってますが、「札幌の本局に移行になった」等の答弁で終始。
残された遺族(奥さん)が可愛そうです。とりあえず、通常の遺族年金の請求はしてあげています。
労災になれば、まず遺族特別支給金・300万円が支給されます。その他に労災遺族年金が支給されます。
労災申請して8ヵ月、労災不支給でも早く結論を出してもらいたいと思います。もし、不支給なら、今度は裁判です。
遺族が弁護士に依頼することになりますが、当事務所も資料作成、理論武装のお手伝いをすることになります。
裁判で労災の決定が下るとの確信もあります。そうなると、新聞等マスコミで、「○○労基署長事件」として大きく報道されると思います。その時は、またお知らせします。
労働法を守らない会社・従業員をないがしろにする会社は許しません。また、困っている遺族(奥さん)を助けるべく、全力で支援します。
写真は、「○○労基署長事件」の例です。

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