作成日:2023/11/06
年金の話しあれこれ 先日、あまり経験のない年金請求をしました
年金の話しあれこれ 先日、あまり経験のない年金請求をしました
前もご紹介しましたが、年金に関しては社会保険労務士の受験(科目:国民年金、厚生年金)での勉強、その後、合格してからは年金を業務にするために年金コンサルタント等の勉強でしょっちゅう札幌に行ったりと、通算2,000時間は、年金の勉強・研究に費やしました。
年金は非常に複雑で、請求漏れ・有利な年金の請求漏れがよくある話で、本来、報酬を払って専門家=社会保険労務士に相談すべきことなのですが。ところが2,000時間も年金の勉強・研究をしても、それに見合いう年金の相談・手続きはさっぱりでした。
前日に釧路からの出張で夜10時に自宅に帰って、2日(木)午前に二つの年金請求をしました。
1.従来、35年近く障害年金をもらっている方(男性)。64歳で部分年金(正式名称:特別支給の老齢厚生年金)をもらえることになりました。障害年金は非課税、一方、部分年金はこの方、報酬が高かったので、結構、年金も高い。さて、どっちを選択した方が得か?
1年後の、全額(基礎年金・厚生年金)の受取も含んで、難し選択です。
2.70歳で最近亡くなった方。報酬が高く、年金はカットの状況でした(但し、基礎年金は受給できます)。この方、基礎年金の手続きを保留にしてました。(繰り下げ支給の準備の状況)。結局、この度、基礎年金を5年遡って支給できることになりました。非常に珍しいケースです。但し、この方のように、年金をあてにしないで生活できるのであれば、是非、「年金の繰り下げ」を考えたいものです。
今回は同時に、遺族年金の請求もしました。
このように自分の年金は、よく調べないで、「年金事務所で簡単に手続をする」のは、場合によっては、危険かつもったいないケースも多くあります。職業をいくつか変えているから、配偶者が年下の方、その他、是非、年金事務所に行く前にご相談ください。
写真は、2日に撮った「旭川年金事務所入り口」と、

管轄の社会保険労務士の名簿です。なんと、56名もいます。びっくり。

だんだん、知らない方の名前もあります。いつの間にか消えた名簿もあります(亡くなったのか?、廃業したのか?)
残念ながら、一番重要な、当事務所の主任の名前がありません。今年の社会保険労務士の試験も合格しませんでした、10年近く勉強しているのですが、来年こそ、是非、合格してほしいと思います。主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、紋別市、北見市及びその周辺地域)
主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
建設業等許可・経営審査、記帳会計
取次申請(出入国管理手続き)
会社設立(ご希望の会社設立のお手伝いをします)
年金の調査、請求