作成日:2024/01/06
今年も「北海道労働委員会」の改革の礎(いしずえ)になるべく、精一杯の努力をしたいと思います。
今年も「北海道労働委員会」の改革の礎(いしずえ)になるべく、精一杯の努力をしたいと思います。
各都道府県労働委員会制度が始まって70年以上が経ちます。北海道労働委員会の委員には、公益・労働・使用者がいます。なんども紹介しますが、70年以上の歴史で使用者委員で旭川市選出は私が初めてかと思います。
それどころか、北海道全体でも特定社会保険労務士・行政書士の資格で選出されたのは、私が初めてかもしれません。私は今年で就任8年目ですが、当初、特定社会保険労務士・行政書士の資格で登録して問題ないか、社労士会に確認したくらいだからです。
ところで、従来の使用者委員はどのような方が選出されてきたかというと、経済団体の役員選出と似ていて、道内の主な企業、経営者の団体から選ばれています。その中で、労働関係の役員とか、労働組合の交渉経験のある方です。(…ホームページを見ると詳細が分かります)
私が就任した当時は、全国的にも特定社会保険労務士での登録はあまりありませんでした。特定社会保険労務士制度は今から16年くらい前に始まった制度で、私は第1回の合格・登録です。
特定社会保険労務士とは、労使間における労働関係の紛争において、裁判外紛争解決手続制度に則った代理業務に従事することを認められた社会保険労務士です。
最近では、公益委員でも特定社会保険労務士が任命されるケースが増加しています。公益委員は以前は弁護士か大学の先生でした。
使用者委員について、道内の主な企業、経営者の団体から選ばれますが、はたして労働関係の法律、判例に詳しいか?
もっといえば、公益委員においても、労使紛争は労働関係の法律・判例はもとより、経営・現場の労使関係、社会保険の制度の詳細(年金、労災、傷病手当金、雇用保険)が分からないと本当の解決、和解案は出さないと思います。
私は、委員の中でも紛争を解決するケースが多いのではないかと自負していますが、これら労働に関するあらゆることに精通しているのも要因と自負しています。
今後は、公益委員に特定社会保険労務士がもっと多く選出され、各都道府県の会のトップ(=会長)に就任するする例が、多く出てくることを期待します。
今年も「北海道労働委員会」の改革の礎(いしずえ)になるべく、精一杯の努力をしたいと思います。
…写真は「北海道労働委員会」の案内です。

主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
建設業等許可・経営審査、記帳会計
取次申請(出入国管理手続き)
会社設立(ご希望の会社設立のお手伝いをします)
年金の調査、請求