作成日:2024/02/27
何を目指す 旭川信金 信頼を重ねて110年「課題解決」で地域を元気に
道新 昨日26日(月)13面から
旭川信金は、1914年の創立から今年110年になります。今後の役割、「人材育成」に関し、掲載がありました。

今年度事業計画の基本計画の一つに、「課題解決型営業の追求」、その重点施策として、「伴走支援強化」を掲げています。
10年以上前から掲げている、相変わらずの「課題解決型営業」 …具体的に、「課題解決」とは、どういことを言うにか不明です。普段色々な会社を訪問するのですが、「旭川信金に ……の課題を解決してもらった」という話を聞いたことがありません。
経営資源でいえば、「人、もの、金、情報」があります。金融機関での一番の強みは、経営のバックアップです。旭川信金では、なんと「中小企業診断士」は10名もいるとのこと。ところが、私が担当していた当時もそうですが、「診断士」の資格を活かして、「企業の経営改善に活かした」といったことは、少ないと感じます。
さらに残りの経営資源でいえば、「「人、もの、情報」です。
「課題解決型営業」が基本方針ならば、具体的のどのように成果をあげるのか?その成果をどのようにはかるのか? が分かる仕組みが必要です。
当事務所は、日々、多くの相談=課題解決の相談があり、職員は日々、主に「人」の分野で企業の課題解決に取り組み、解決し、多くの企業から感謝されています。
当事務所の職員の方がはるかに、課題解決を実践して優秀と、自負しています。
旭川信金の最近の業績では、預金9,820億円(シェア4割超)、融資3,350億円とのこと。旭川では北洋銀行、道銀が相次いで多くの店舗を閉鎖している今、預金のシェアは60%、融資もせめて40%くらいのシェアは目標にしてもたい。10年以上、成果の不明な「「課題解決」ばかりを目標に掲げるのは、職員を甘やかしていると感じます。
さらに、私は今から現役で25年くらい前に4年間、旭川信金人事部で400名の職員の教育(人材開発)を担当していました。部長から、入ったばかりの新人まで、全て研修をしました。
今回の人材育成で、スキルやハウツーではなく「誠実、真摯、謙虚、感謝」をあげていますが、実際のどのように、そのような人格形成を目指すのか、これまた抽象的で、よくわ分かりません。