作成日:2024/03/28
昨日27日(水)は労働委員会(札幌)で、労働事件(個別あっせん)担当 無事解決(和解)しました
昨日も旭川・朝10時発のJRで札幌に行きました。JRのダイヤが変わって、指定席が多くなり、何かと戸惑います。今回、自動販売機で指定席を購入しました。しかし何と、1両に5人くらいしか乗っていないのに、一番ドアに近い席で、しかも相席。なんとも、あほな自販機です。 …写真は、ガラガラな状況の指定席車両の様子です。


その後、今度は被申立人(企業側)のヒアリングで、主張のポイント、その根拠、相手に訴えたいことをじっくり聞きました。
今回は個別あっせんで、労働組合は関係していません。両者はまず、労働法をよく知らない様子で、委員が丁寧に関係する労働法を説明しました。
両者、「相手はけしからん」との思いが強く、両方のヒアリングで、主張、考え方、相手のどの部分が特に「けしからん」と思っているかを確認し、両者を説得しました。
最終的に解決(和解)案を考えるにあたってこれまた両者大きく開きがあり、「これ以上は譲れん」との主張でした。その中で、法的に無理な主張はそれを説明し、交互に控室から顔を合わせないよう別々に呼び出し、ヒアリングを繰り返しました。
最終的に両者が合意し、解決(和解)しました。
両者、申立人と被申立人が参加し、代理人(弁護士)がつかなかったのが良かったと思われます。委員3人(公益、労働、使用者=私)と事務局(道庁職員2名)の連携での解決、大変素晴らしい。
これが、裁判(労働審判、本裁判)の場合、このように一回の期日で解決することは難しいと思います。しかも、無料。申請書、陳述書、各主張する証拠は必要ですが、専門的で細かい様式まではいりません。
最後、両者は納得した様子で、深々とお礼の挨拶をしていきました。是非、皆さんも労働関係で紛争が起きた場合は、労働委員会を利用して下さい。まず事務局が、相談する方のところ(旭川とか北見とか)に行って、相談に対応します。
最終的に終わったのは、4時20分くらい、もう少し遅かったら、皆で反省会(懇親会)に行くところなんですが、私は前日26日(火)に日帰りで遠軽町に行っていて、多少疲れはありましたが。 …結局5時の電車で旭川に帰ってきました。
写真は、電車の中で読んだ資料、本です。行は事件の資料の読み込みがメイン、帰りは社会保険労務士の専門書である、「ビジネスガイド4月号」と

労働委員会の専門書である「中央労働時報3月号 =多くの労働紛争の事例、関係の法律論・判例が掲載され、参考になります。

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