作成日:2024/04/10
10日(水) 名寄事務所で社長及び役員と就業規則見直しで、午後から顧問先訪問、及び就業規則見直しに関し、社員への説明会
10日(水) 名寄事務所で社長及び役員と就業規則見直しで、午後から顧問先訪問、及び就業規則見直しに関し、社員への説明会
今日は9時前に旭川事務所を出発、10時半から名寄事務所において社長及び役員と就業規則見直しをしました。退職金制度の見直し=既得権保障と新しい制度への移行手続き、賃金の見直しの根幹部分その他、最終局面です。
この会社、M&Aで経営者(社長)が変わり、根本的にあらゆる体系が変わります。協議は昼の正午:30分まで続きました。
昼食を食べて、新年度の各種案内、36協定結果の資料、その他を持って、名寄市ブロック、士別市ブロックの顧問先を訪問。深刻な問題、その他色々な相談を受けているところもあります。
次に向かったのは、半年以上掛けて就業規則を見直した先で、「従業員にその改正の内容を説明してほしい」との依頼で、説明会の講師を担当。
この会社、労基署の調査が入り、多くの指摘を受けました。長い歴史の中で、就業規則の本格的見直しは初めて、まして就業規則に関する説明会も初めて。
今後、定期的な訪問による人事・労務管理の点検、協議をする「顧問契約」を締結しました。(実際の定期的な訪問をするので、通常よりは高い報酬です)
あまりに基本的な質問にびっくりですが、質問が出るということは関心があるということなので、大歓迎で質問に答えました。今後は、働くルールが明確になって、社員が働きやすい会社になると思います。
説明会の前に、社長と担当役員に、時間外に関する適用外の中で、「管理監督者」に関することを教えてほしい …との依頼があったので、解説・説明をしました。
実はこの問題、「難問中の難問」で、すっきりした回答はありません。
結局家に帰ったのは、夜7時半頃でした。非常に疲れた、でも大いに充実感があります。
説明に使った本
・労働時間・残業代 裁判所の判断がスグわかる本 …7ページに渡って解説しています→結局、「管理監督者に該当するかどうかは裁判をして、裁判官の判断を仰がなくては分からない」ということです。本当に難問中の難問です。

・賃金規制・決定の法律実務 賃金だけで760ページ渡って解説しています。最も詳しい専門書です。5ページに渡って解説しています。

他の写真、家内の作ってくれた今日の弁当と職員の入れてくれたお茶=いつもありがとう、

帰りがけ寄った、士別道の駅と

道の駅内の売り場です。

主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、紋別市、北見市及びその周辺地域)
主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
建設業等許可・経営審査、記帳会計
取次申請(出入国管理手続き)
会社設立(ご希望の会社設立のお手伝いをします)
年金の調査、請求