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作成日:2025/01/13
8日((水))・9日(木)は集中して、「雇用契約か?」はたまた「業務請負契約か?」の相談、問題解決に追われました



8日((水))・9日(木)は集中して、「雇用契約か?」はたまた「業務請負契約か?」の相談、問題解決に追われました
今、二つの形態の経営に関し相談を受けています。「雇用契約か?」はたまた「業務請負契約か?」

1.建設関連の会社 …主に大手ゼネコンの一次下請け:社員の他、外国人(技能実習生)がいて、他に「一人親方」がいます。実際の働いている状況が、「雇用契約か?」はたまた「業務請負契約か?」が問題で、かなり難しい問題です。もし、労災が発生した場合、社員・外国人(技能実習生)であれば、元受けの責任ですが、「一人親方」であれば、本人の労災を使います。しかし、「一人親方」が会社に労災の請求をすることはないか? 元受けが労災を拒否することはないか?

2.今、サービス業で新しく事業を開始する方から色々相談を受けています。その方は、時間的にバイトを雇う計画です。形態として、「雇用契約か?」はたまた「業務請負契約か?」 両方ありそうです。

この問題で、8日(水)に旭川労基署に相談に行きました。担当者の方は、
・詳しい形態を聞かないと回答できない
・本来、先生=私は社会保険労務士であり、専門家なので、ご自分で判断してほしい

さて、「雇用契約か?」はたまた「業務請負契約か?」は、極めて難し問題で、判例でも「イナックス事件」他多数の事件があり、北海道であれば「ベルコ事件」が長期に渡って労働事件として争ってきました。「イナックス事件」も「ベルコ事件」も労働者性が認められ、雇用契約としての結論でした。

さて、二つ目ののサービス業ですが、アルバイトを使うにあたって、最初から約束して手当を支払って終わりか? 源泉徴収しなければいけないか? の問題もありましす


原則は「企業はバイトやパートにも源泉徴収の義務がある」です
源泉徴収は、会社員だけでなく、バイトとして働く方にも大きく関係のあるものです。
そもそも、バイトやパートに対して企業が支払っているのは、会社員と同様に給与という扱いになります。そのため、バイトやパートとして稼いだお金も、源泉徴収の対象です。ただし、1か月の収入が8万8000円未満である場合には、基本的には源泉徴収はされません。
この問題も、なかなか悩ましい、難しい問題です。 …写真は、旭川の労基署です。
8日 旭川労基署
松田事務所
主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、紋別市、北見市及びその周辺地域) 
主要業務
個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
給与計算・社会保険・労働保険の諸手続
就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
建設業等許可・経営審査、記帳会計
取次申請(出入国管理手続き)


お問合せ
(株)北海道ヒューマン・パワーズ
〒070-8016
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特定社会保険労務士・行政書士
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