最新情報
最新情報
作成日:2017/05/01
銀行のカードで多重債務・自己破産



銀行のカードで多重債務・自己破産

簡単な審査で数百万円に上るお金を借りられるカードローンを巡り、大手銀行や
地方銀行が融資の抑制に乗り出す。
国会や法曹界で多重債務問題を助長しているとの批判が強まっているため。上限額
を下げたうえで利用者の正確な年収を把握し、過剰な融資を防ぐ。

カードローンは無担保で、金利は個人の信用力などに応じ年1.8〜15%程度だ。
最大500万〜700万円といった枠の範囲内で借りられる。

厳しい風当たりを踏まえ、全国銀行協会は3月にカードローン審査の厳格化に向け
た申し合わせを公表。銀行によってはコマーシャルの放映時間も限定する方向だ。

かつて個人向けの無担保ローン市場は消費者金融やクレジットカード会社など貸金
業者が主役だった。だが、多重債務が社会問題化したことで。貸金業者は利用者の年
収の3分の1までしか貸せない「総量規制」がかかった。
貸金業者の融資が激減する一方で、同法が適用されない銀行はカードローン事業を
急拡大。マイナス金利で企業向けの貸出金利ざやが縮小し続けるなかで、安定した金
利収入を確保できるためだ。ローン残高は10年3月時点で3兆2000億円だったが、16
年12月には5兆4000億円と1.6倍に急増した。

先日のNHK「クロ−ズアップ現代」でも詳しく紹介され、リスクの保証は「消費
者金融」がするので、銀行はリスクなし、しかも銀行の大きな収入源(場合によっては
半分近い収入源)になっている。

融資の与信判断、企業を見る目がない銀行員が増えているのと、リスクの可否判断
をさぼっている、銀行の経営陣が浮き彫りになっている …とのコメントでした。

銀行の本来の役割を、もう一度原点に戻って考えていただきたいものです。

NHK クローズアップ現代

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3959/

松田 隆 特定社会保険労務士・行政書士事務所
主営業範囲(旭川市、札幌市、名寄市、士別市、富良野市、上富良野町、
中富良野町、深川市、滝川市、砂川市、岩見沢市、赤平市、芦別市、
奈井江町、留萌市、紋別市、枝幸町、東川町、和寒町、剣淵町、下川町、
美深町、枝幸町及びその周辺地域) 

お問合せ
(株)北海道ヒューマン・パワーズ
〒070-8016
北海道旭川市神居6条3丁目2-12
TEL:0166-61-4247
FAX:0166-61-4300

特定社会保険労務士・行政書士
事務所:名寄市西4条南3丁目
TEL:01654-9-2777
FAX:01654-9-2780

主営業範囲(旭川市、名寄市、士別市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、及びその周辺地域)