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作成日:2022/03/27
有給休暇についてのあれこれ その2 実は労使トラブルのテーマになることも 一方・日本は経済三流国に



有給の関しての相談例・社員25名に製造業 内20名は製造現場
○4人前後でチームを編成して仕事をしている  ある社員一人が忙しい時をめがけて月2回くらい有給を取る、他の社員はあまり取らず。チームで仕事をしているので支障がでる。
「なんであの人ばかり休むのか?」と強い不満がある。 →これでは、その社員へ「無視、仲間はずれ」が起これかも。パワハラになるかも

→相談内容「なんとか注意して改善したいが、どうしたら良いでしょうか?」

○土日祭日後の連休の後は、必ず有給を取る、月末等の忙しい時をめがけて必ず休みを取る
→相談内容「なんとか注意して改善したいが、どうしたら良いでしょうか?」

この相談、非常に難問です。会社には、有給の日にちの変更をお願いする「時季変更権」がありますが、法的にそう簡単には認めらません。

○最近の旭川の合同労組がらみの紛争=その合同労組は活動が活発で、普段から多くの労働紛争の依頼を受けています
→有給の取得理由を聞かれる =不当だ
→「「計画的付与」の手続きが不備なので無効、別枠で有給を与えろ

結論から言いますと、普段からのモラル・社員教育が重要と言えます。
例えば、私は社会人になって46年くらい経ちます。その間46年間「法事」の日にちは、必ず土日です。仕事の方が優先で、法事は仕事が休みの日です。

統計でみても、日本は経済三流国になっています。

1.日本の一人当たり労働生産性は先進国OECD加盟38カ国中28位。
特に製造業以外の事務職等の生産性が低くなっています。IT化が遅れているのもありますが。昔は「日本人は働き者」と言われてきましたが、はたして今は?

2. 日本の製造業の労働生産性は、先進国OECD加盟主要31カ国中18位。
事務職等よりはまだましですが、平均以下です。

3.賃金
OECD加盟38カ国中22位。平均賃金が高かいのは米国で、以下、アイルランド、ルクセンブルク、スイス…と続いています。日本は、OECD加盟国中22位となっています。
働き方で、「有給休暇への対応」「長時間労働是正への対応」「同一労働同一賃金への対応」も重要ですが

その前提として、3つの課題解決「人手不足」「生産性向上&業務効率化」「魅力ある職場つくり&社員育成」が非常に重要です。

当事務所も応援しますので新年度に向け、一緒に取組ましょう。
生産性

時間外 有給
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