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作成日:2024/03/25
来月から建設業も労総時間規制 …これは5年前から決まっていたことです。



来月から建設業も労総時間規制 …これは5年前から決まっていたことです。今、当事務所も、新しい規制に基づいた「36協定」を完了予定です。

最近、テレビその他マスコミで頻繁に来月4月から始まる物流棟の運送業、建設業、医師の時間外労働規制の問題が紹介されます。

知らない方は、「なぜこの業種だけ時間外規制が始まるのか?」と思う方もいるかもしれません。しかし、違うんです。他の業種の中小企業はとうに始まっていて、建設業等は、5年の猶予があったのです。 …5年前の上限規制の説明書
5年 猶予
昔、小学生の夏休みの宿題で、「そのうちやる」と思いながら、夏休み終了の2日くらい前に、慌てて取り組んだのと似たようなところです。計画的に進めていたら、マスコミで騒いでいるように、慌てる必要のない問題でした。

ころこで、ある建設業の話しです。時間外規制が始まることに対し、数年前に東京方面のとあるコンサル会社に対策、実行のマニュアル作成を依頼してました。東京からの出張費を含めて、料金は500万円くらい。結果報告書を見せて頂いたのですが、カラーで大変立派なものです。

一方、内容は一般的で、表紙を変えたら、どこの会社にも提案できるものでした。一流コンサル会社ということで、「うまい商売をしているなー」と感心しました。

別な話です。今から20年くらい前の話しで、私が独立開業して間もなくの話しです。ある開業間もなくの社会保険労務士が、「36協定締結」の依頼を受け、5万円だか10万円の報酬をもらったそうです。それに対し、古いタイプの業界の先輩が
「そんなに高い報酬をもらってはいけない。1枚作成が5千円、仮に3枚作る必要があったら、5千円×3枚=15,000円 …しかもらったらいけません」

私が古いタイプの社会保険労務士を反面教師(このような古いタイプの先輩方のようになってはいけない)としているのは、このような例です。
わずか3枚の「36協定締結」、しかし、以下のような課題解決をしたら、50万円とか100万円でも、十分値のあるコンサルができると思います。

1.労働時間の適正な把握。例えば、自宅から現場までの移動時間の扱い …今日の朝のNHKで取り上げていました。 …写真、今日朝のNHK
NHK 建設業
2.特定な人に業務が偏る原因と対策
3.過重な時間外労働が発生する原因、及びそれに対する対策 …他、課題とそれを解決する対策は沢山あります。

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